初場所初日&二日目

今あまり文章を書く気分ではなく、放っておいても書きたい気分にならなさそうなので、備忘録的に書いておく。とりあえずこの二日間は非常に内容が良いし。まず朝青龍、明らかに体のキレが悪く、今場所は12勝もできれば御の字だろう。ここ1年ほどはなくなったものの、以前より大崩れしやすい力士なだけに、今後が心配される。優勝争いには関わるだろうが、今のような状況でなかったらまず優勝を逃す場所だろう。しかし、対抗馬が・・・という状況なので、どうなるかは分からない。外に優勝候補を探すとすれば、栃東琴光喜栃東は中日までに取りこぼしを多くて一つに抑えれば可能性の芽も出ようが、それに足る材料を見出せない。悪くない、と言ったところ。琴欧州はどうか。まだ分からない。二日目は良い流れだった。弟弟子が大関に昇進し、発奮材料には事欠かない琴光喜も候補。そして、今場所の二日間は力強い相撲を取っていて、期待させる。というか、この二日間だけで採点すれば、優勝候補の筆頭だろう。魁皇は状態が悪そうで、千代大海はまあこんなもんだろ、というところ。白鵬、ここのところの停滞に比すれば、それなりの立ち合い、それなりの相撲だが、二日目の小手投げなど、やはり粗すぎる。雅山も悪くなさそう。幕内上位では露鵬が光る。初日、二日目と本来目指すべき相撲ではなかろうが、非常にキレのある投げを見せており、波に乗れば面白そう。外にも色々いようが、先も書いたように執筆意欲に欠けるので二力士だけ。さすがに幕尻近くでは若の里が気持ちよく相撲を取っている。全く相手にならんよ、という感じで。11番が最高の若の里だが、この地位なら13番ぐらい勝ってくれて良い。あと先場所あたりから注目している十両大雷童だが、来場所の新入幕はそう難しくなさそう。とても楽しみだ。そして・・・追風海が引退。こんなにも惜しまれる引退も珍しいだろう。とはいえ、怪我が多すぎて、もう相撲を取れる体ではないのだろう。それは仕方のないことだが、体力が衰えたわけでもなく、まだ30歳で、あれだけの良い相撲を取れる力士が去るとは新年早々寂しいものである。しかも相撲協会には残らず、とりあえずは治療に専念とのことで切ない。貴ノ浪追風海の相撲がもう見られないのだな〜と思うと「あの頃」は良かったな。てなわけで、栃乃花にでも期待するか。そうそう、まとまりないけど嘉風苦戦してるね。朝乃若や豪風のようにならないといいけどね。